森のカオス / V・A

アーティスト森のカオス
タイトルVA
品番VET-002
形態CD
レーベルベッタレコード
発売年2001

解説

遂にギョクモンの音楽レーベルヴェッタレコードよりニューアルバムの発売です。 ラリーズ、タージマハール旅行団、アシッドマザーテンプルなど日本の即興系ロックバンドは数あれど、これほどまでに洗練されたバンド達は他にないぞ!

収録バンドは全部で4バンド。それぞれ10分~20分に渡るセッションを録音。一曲目のIDは、アフロ、ラテンミュージックやデッド系の音を昇化した期待の若手サイケバンド。延々20分間に渡って三部作を披露してくれた。二曲目は東京アンダーグラウンドシーンおける無冠の帝王Free Zone Dynamic Audio。あのチャーリーワッツのドラムも手がけたというドラム屋「カノウプス」の店長久保康晴(行方不明)の超絶ドラムとミック三国のみょうちきりんなボーカルが際だつ。ホントに即興?と疑うほどに完成されたロックだ。 そして三曲目は元チャンスオペレーション、現在渋さ知らズ、キノコスモのベーシストとして知られるヒゴヒロシ率いるijar connect。80年代から現在に至るまで日本アンダーグラウンドシーンを牽引してきたヒゴヒロシがはなつ音はまさに爆音即興ロック。とにかくひたすらに轟音を出し続けるその演奏は音そのものよりそこから伝わる震動に頭の先から足のつま先まで打ち震える。メンバーも蒼々たる面子。キノコスモで共演する東京ブラボーのブラボー小松。畳一畳分のエフェクターを奇跡的に使いこなす坊主頭の変人だ。また、かつてE.D.P.Sで活躍したヒゴの盟友BOYが満を持して参加。未曾有のヘビービートで宇宙へと誘う。そしてサウンドエフェクトにはAOAの奇才DJulu vivo tateyama氏がスぺーシーかつエキセントリックにバンドを支える。昨年亡くなった偉大なるサウンドエンジニア“オノシロウ”の遺作とも言えるオペレートも必見だ。 最後の一曲は、ボーナストラックとしてijar connect+Free Zone Dynamic Audio +森順司(モアイ、元生活向上委員会)によるセッションを収録。いまだかつてない恍惚サウンドに全身の毛が逆立つこと必至!

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