KING GOBLIN

BIOGRAPHY

1998年東京にて始動。コンセプトは、無数のジャンルに細分化されたメタルの俯瞰視。紆余曲折の末、2002年にツインギター&ドラムボーカルのトリオ形態となる。
サイケデリックロック、グラインドコア、デスメタル、ドゥームロック、プログレッシブロックを延してパスタマシーンに入れ、太めに切ったようなサウンドが、一部のマニアの琴線に触れる。
トリオ編成のOUTRAGE、Eternal Elysiumなどのストーナーロックバンドや、豪州グラインドロックバンドBlood Dusterと共演。
2004年頃からは、ギター、ベース、ドラムのオーソドックスなトリオ編成にシフト。
2007年、満を持してのファーストアルバム『Goblin King』をリリース。
この頃より、特撮映画やスペースロックの影響が強まる。
2009年、結成時からのメンバー鈴木雅士(Gt.)脱退。ケリー・チュルコ (Hospital, AKBK)を後任に迎える。
2013年、ケリー・チュルコ闘病のため、マーシー (ex. Inside Charmer)加入。
2014年9月より、セカンドアルバムのレコーディングを開始。
2016年2月、9年振りのアルバム『CRYPTOZOOLOGY』をリリース。

DISCOGRAPHY

タイトル CRYPTOZOOLOGY
解説

2016年発表 発売元 梵天レコード

ロックミュージックの原形がココにある。鬱屈した力の瞬間的爆発感、猛烈なスピードで駆け抜ける忘我の疾走感、瞳孔が散大するエロティックな快楽。人間の原始的感覚の覚醒こそがロックミュージックの本来の姿ではなかったか。ストーナーやドゥームがロックミュージックの細分化されたひとつの分野ではないということが証明されるには恐らく長い年月を要するだろうが、Libido Space Dimensionの音はロックの原形質に向かっての逆説的進化の結果生み出されている事は確かだ。ここにある感覚は血と肉と骨の感覚であり、バーチャルリアリティーではない。あくまでも人間の実存的見地に立脚した宇宙に対する爆発的表現である。 

タイトルGoblin King
解説

97年結成、東京拠点のトリオ。Roadburn fest HP上で”Album of the day”にも選ばれた2007年発表の傑作1st。

97年結成、東京のトリオによる1stフル。日本語題『孔雀王』。Voはデス声で、デスやグラインドからサイケデリック、プログレッシヴ・ロックを独自に消化したドゥーム・ロック。この類まれな消化力と絶妙なバランス感覚は日本のバンドならではと言えるかもしれない。

VIDEO

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