「喜寿である77歳に、3冊目の写真集を出したい」――
松下さんの願いを叶えるべく、2012年7月から月に1回、およそ1年にわたり、高円寺MISSION’Sにてベネフィット・ライブ「ROAD TO 松下弘子 写真集への道」が開催された。当初は平日開催ということもあり赤字続きだったのだが、なんと最終的には目標の120万円を大きく上回る139万円が集まったのだ。
「喜寿である77歳に、3冊目の写真集を出したい」――
松下さんの願いを叶えるべく、2012年7月から月に1回、およそ1年にわたり、高円寺MISSION’Sにてベネフィット・ライブ「ROAD TO 松下弘子 写真集への道」が開催された。当初は平日開催ということもあり赤字続きだったのだが、なんと最終的には目標の120万円を大きく上回る139万円が集まったのだ。
本日はIdes of Geminiのインタビュー。
“ドリーミィ・ドゥーム”とも形容される彼らは、2012年にNeurosisが運営するNeurot Recordsからアルバムをリリース。昨年にはGhostの北米ツアーに同行、今後に注目が集まっている。
バンドのギタリストで、Revolver, Decibelといった大手メタル系雑誌でジャーナリストとして活動してきた経験を持つ(ドキュメンタリー映画『サッチ・ホークス・サッチ・ハウンズ』にも出演している)J.Bennettに話を聞いた。
――時間を取って頂きありがとうございます。初めに、Ides of Geminiの成り立ちを教えてください。
J.Bennett(以下J)
2010年にSeraと僕で始めた。彼女の前のバンドBlack Math HorsemanがオランダのRoadburn festivalでプレイするはずだったんだけど、アイスランドで火山の噴火が起きたせいで飛行機が飛べなくなってしまった。
その時、僕はBlack Math Horsemanのローディだったんだ。僕らは文字通り、離陸するのを待っていた状態だったんだけど、引っ張り出されてキャンセルになった。
ロスにある家に足止めされていた時、Seraと曲を作った。その時の曲がファーストEP The Disruption Writ’s (※1)だよ。
――あなた達の出身はどこですか?現在の拠点は?
J
Sera(vocals and bass)はNorth CaliforniaのSanta Cruz Mountains、Kelly(drums)はDetoroit、僕はMassachusetts出身。今はみんなロサンゼルスに住んでいるよ
――Ides of Gemini以前にバンドでプレイしたことはありますか?
J
Kellyと僕はないけど、Seraはいくつかのバンドでプレイしていた
――ミュージシャンとして、どんなバンド/アーティストから影響を受けていますか?
J
SeraとKellyについて僕の口からは言えないな。僕はPhilip Lynott, Richard Pryor, Harry Crewsの作品が好きだよ。
――あなたはジャーナリストとして長く活動されてきましたね。その経験はバンド活動に役立っていますか?
J
ジャーナリストとして働いて、バンド活動に非常に参考になっている人々と出会えたよ。だけど、ジャーナリストとして得た経験で最も役立っているのは、僕が好きじゃない事、Ides of Geminiとしてやりたくない事についてのクリアなビジョンだ。
多くの可能性を与えてくれた事には今も感謝しているよ。
J
Tears for Fearsの”The Hurting”が好きでよく聴いているけど、これは古いな。
最近のだと、In Solitudeの新作(Sister)とThe Uncle Acid and The Dead Beatsの新作(Mind Control)、Persekutorというバンドの7インチを聴いているよ。
――あなたは多くの形式で作品をリリースしています。カセット、CD、デジタル、ヴィニール。あなたはどんな形で音楽を聴く事を好まれますか?
J
来週から9月にリリースする新しいアルバムのレコーディングに入るんだ。秋にツアーを開始出来たらいいなと思っている。その合間に、ラスベガスのDoom In June festivalでプレイするんだけど、サプライズで新しいアルバムから何曲かやる予定だよ。
――最後に、日本のファンにメッセージをお願いします。
今回はオランダのAcid Deathtripのインタビュー。
オランダのデス/グラインド系バンドのメンバーによって結成された5人組で、2013年にEPをリリース。
そしてこの度、梵天レコード内のレーベルTrip Thru Recordsより6月6日に発売予定の
Doom/Stoner/Sludgeコンピレーション“All The Witches’ Day”に参加してくれたバンドだ!
Skullhog, Blind to FaithのメンバーでもあるドラムのRobが答えてくれた。
――時間を取って頂きありがとうございます。初めに、Acid Deathtripの歴史と、現在のラインナップを教えてください。
Rob Nabbe(以下R)
勿論。Acid Deathtripが活動を始めたのはここ数年だけど、バンドのメンバーはHC/Grind/Metal アンダーグラウンド・シーンの”ベテラン”なんだ。ラインナップは不変で、みんな90年代初期からバンドで活動している。俺たちの古い、そして現在のバンドをいくつか挙げると、Insult, Bile, Mangled, Collision, HSML, The Bastards, Suppository, Blind to Faith, Skullhog, Starve, Left For Dead (カナダ)。
HSMLは俺たちが2000年代始め頃にプレイしていたSludge’n Roll バンドで、2003年にLP/CDを一枚、2005年頃にスプリットをリリースした。
R
俺たちのサウンドはよくStonerrock, Death’n Roll, DoomrockかSludge’n Rollと説明されるが、俺たちは的外れな分類から離れて、”Blasphemous Boogie”と呼んでいる。
“Blasphemous Boogie”がどんなサウンドかと聞かれたら、heavy Rock and RollとDoomに、各メンバーが受けたDeath metalからSludgeまでの影響のミクスチャーと答えるね。
特に、Bobのヴォーカルはサウンドに異なるツイストを与えている。(どんなサウンドかは)みんなに決めてもらいたいよ。
――Acid Deathtripというバンド名の意味、由来は何ですか?
R
名前は文字通り、ドラッグによる自殺を意味している。
コンピに収録した曲(“Deathtrip”)の歌詞が、俺たちの名前について説明しているよ。
――ミュージシャンとして、どんなバンド/アーティストから影響を受けていますか?
R
影響を受けたリストを作ればエンドレスだな。
アルバムを二枚挙げるとしたら、Entombed “Wolverine Blues”とIron Monkey “Our Problem”
――Acid Deathtripの歌詞は何に影響を受けていますか?
R
歌詞はBobと俺で、殺伐としたものになるまで煮詰めて書いている。奇妙で、多くはネガティヴな歌詞に、ユーモラスなツイストを散りばめたものだ。
歌詞はバンドや人物に影響を受けたものではなく、多くは確たる書き方から生まれたものだ。歌詞のヴァイヴは、音楽から作り出された結果だね。
――あなたはどこの出身ですか? Acid Deathtripの現在の拠点はどこですか?
R
俺たちはオランダのHorstという場所のバンドだ。
――あなたはSkullhogとBlind to Faithのメンバーとしても知られていますが、メイン・バンドはどれですか?
R
全部が俺のメイン・バンドだよ。どのバンドもプロジェクトだと考えたことはないが、Blind to Faithは年に数回しかショウをやらないし、ショウか新しいアルバムを作りたい時にしか集まってリハーサルをやらないから、そう見えるかもな。だからBTFはAcid DeathtripとSkullhogのスケジュールの妨げにはなっていないよ。
Acid Deathtripはライブやリハーサルをやるようになってからは最もアクティヴなバンドだ。
複数のバンドに参加することはキツい時もあるが、どれも俺のはけ口で、違ったスタイルの音楽をプレイできることを楽しんでいるよ。うん、どれもいいよ。
――オランダの音楽シーン、最近のドゥーム・シーンについて、あなたはどう思っていますか?
R
様々な場所から多くのバンドが出てきているが、Acid Deathtripは“ドゥーム・シーン”の中だけでプレイすることに集中していない。出来る限り多様なショウでプレイしたいと思っているよ。
“worship the riff”(陳腐でくだらないフレーズだ)なクールなバンドがたくさん出てきている。
90sスタイルのugly-ass Sludgeが好きならThrow Me In The Craterがオススメだ。
完全にPessimiser/Bovine recordsスタイルだよ。
彼らはデモをLPにプレス(あるべき姿だ)して、NoothgrushとRoadburnなど短いユーロ・ツアーを行うよ。
No Gods No Mastersはsmoked out riffsにメタル・コア・タイプのチャギングがあるSludgeバンドだ。何かでIron MonkeyとCro-Magsの名前が挙がっていたけど、俺が彼らのライブを観て、素晴らしいデモを聴いた時はBongzillaとIron Monkeyが思い浮かんだよ。
――“All The Witches’ Day”に参加して頂きありがとうございます。何かコメントを頂けますか?
R
誘ってくれてありがとう。みんな曲をチェックして、気に入ってくれたら、whorebook、つまり、facebookからメールしてくれ。 ――コンピに参加しているバンドで、知っているバンドはありますか?
R
ああ、Starveは勿論知っているよ。GuevnnaもRyo(Guevnna, 元Coffins)を通して知っている。Conanもいくつか作品を聴いたことがあるよ。他のバンドは、きっと俺を驚かせてくれるだろう。
――Acid Deathtripの次の予定を教えてください。
R
Reflection RecordsからパリのHangman’s Chairとのスプリットを二カ月以内に出すよ。
それから、新しいフル・アルバム用の曲を書いて、レコーディングして、オークランドのSerpents of Dawnとのスプリットをリリースする予定だ。
あとは、ライブを再開して、このバンドでツアーできたらと思っている。
――最後に、日本のファンへメッセージをお願いします。
R
日本の仲間、Ryo, Tak, Uchino, Satoshiに感謝を伝えたいよ!UGH!!
今回はポートランドのストーナー・ロック・トリオSons of Hunsのインタビュー。
ポートランドといえば、Red FangやYobなど、刺激的なバンドを多数輩出している街だ。
そこから新たに登場したSons of Huns。前述のバンド達のように、どこかひねくれた、一筋縄ではいかないサウンド。それがポートランド“らしさ”なのかもしれない。
ドラムのRyan Northropが答えてくれた。
――初めに、時間を取って頂きありがとうございます。そして、「ペキンパー」にようこそ!
Sons of Hunsの歴史を教えて頂けますか?
Ryan Northrop(以下、RN)
勿論。俺たちは2009年の秋頃、別のバンドで活動していた。
Peter(guitar)はShoki(bass)とバンドを組んでいた。そこではShokiはドラムをプレイしていて、俺はShokiがベースを弾くバンドでドラムをプレイしていた。
PeterとShokiのバンドの最後のショウを観に行って、俺はPeterのプレイに惚れこんで、彼にロック・バンドを組まないかって言った。
俺たちはアメリカ北西部のガレージ・バンド、The Sonicsが大好きで、彼らのような曲を書こうとしていたら、それがSons of Hunsになった。
俺たちは7インチEPと、アルバムをリリースしているよ。
――Sons of Hunsの現在のラインナップを教えてください。
RN
Shoki Tanabe (bass)
Ryan Northrop (drums)
Peter Hughes (guitar)。
今回はポートランドのストーナー・ロック・トリオSons of Hunsのインタビュー。
ポートランドといえば、Red FangやYobなど、刺激的なバンドを多数輩出している街だ。
そこから新たに登場したSons of Huns。前述のバンド達のように、どこかひねくれた、一筋縄ではいかないサウンド。それがポートランド“らしさ”なのかもしれない。
ドラムのRyan Northropが答えてくれた。
――初めに、時間を取って頂きありがとうございます。そして、「ペキンパー」にようこそ!
Sons of Hunsの歴史を教えて頂けますか?
Ryan Northrop(以下、RN)
勿論。俺たちは2009年の秋頃、別のバンドで活動していた。
Peter(guitar)はShoki(bass)とバンドを組んでいた。そこではShokiはドラムをプレイしていて、俺はShokiがベースを弾くバンドでドラムをプレイしていた。
PeterとShokiのバンドの最後のショウを観に行って、俺はPeterのプレイに惚れこんで、彼にロック・バンドを組まないかって言った。
俺たちはアメリカ北西部のガレージ・バンド、The Sonicsが大好きで、彼らのような曲を書こうとしていたら、それがSons of Hunsになった。
俺たちは7インチEPと、アルバムをリリースしているよ。
――Sons of Hunsの現在のラインナップを教えてください。
RN
Shoki Tanabe (bass)
Ryan Northrop (drums)
Peter Hughes (guitar)。