[:ja]70sハードロックBANGのベスト・アルバム『Best of BANG』が4月20日発売[:]

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BANG

70sアメリカン・ハードロック・トリオBANGのベスト・アルバム『Best of BANG』が4月20日に発売。

BANGは69年に結成。Lee Dorrian(ex-Cathedral/With The Dead/Rise Above Records)をして“Black SabbathよりSabbathらしい”と言わしめた、”アメリカからのBlack Sabbathへの回答”的カルト・バンド。70年代にはCapitol Recordsから3枚のアルバムをリリース。

現在ではプロト・メタル、元祖ドゥームロック・バンドとして(極一部から)高い評価を受けており、2011年にはお蔵入りとなっていた幻の1stアルバム“Death of a Country”がRise Above Relicsからリリース(2016年にSvart Recordsから再発)。

今年2月にはバンドの歴史が綴られた本『The Bang Story: From the Basement to the Bright Lights』も発売されています。

『The Bang Story: From the Basement to the Bright Lights』

この度発売されるベスト・アルバムにはCapitol時代の楽曲からバンドのメンバーと発売元であるRipple Muisicによって厳選された18曲を収録。Ripple Musicのsoundcloudに収録曲”Keep On”が公開されています。

Black SabbathのヘヴィネスにGrand Funk Railroad辺りを思わせるアメリカンなグルーヴが融合したサウンドは現代の耳で聴いても鳥肌モノ。このベスト・アルバムは彼らに触れてみる良い機会ではないでしょうか。
『Best of BANG』は豪華ゲートフォールド仕様のダブルLP、デジパックCD、デジタル音源でRipple Musicから4月20日に発売。

『Best of BANG』 (2018)

https://www.facebook.com/Bangtheband/
http://www.ripple-music.com/[:]

[:ja]”サイケデリック・スラッシャー”映画『Lucifer’s Satanic Daughter』がクラウドファンディングを実施中。スコアにはELECTRIC WIZARDの書き下ろし楽曲も。[:]

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“血!ボング!オッパイ!”

ELECTRIC WIZARDの”Wicked Caresses”(“Wizard Bloody Wizard”収録)と”Satanic Rites of Drugula”(“Witchcult Today”収録)のMV(※”Satanic~”は非公式)を制作したChandler Thistle監督の”サイケデリック・スラッシャー”映画『Lucifer’s Satanic Daughter』(LSD!)がクラウドファンディングを実施中。

https://www.kickstarter.com/projects/770395572/lucifers-satanic-daughter-a-psychedelic-slasher-fi

あらすじは十代の若者グループが、”究極のトリップ”を齎すと言われるRicky “The Acid King” Kasso(実在の犯罪者。アメリカのドゥーム/ストーナー・バンドACID KINGの名前の由来)の隠しドラッグを探しに森へ行くと・・・、というもの。今年10月にRick Kasso事件についての著書が発売されるJesse P. Pollackが脚本の監修をしている。

今回のクラウドファンディングで集められた資金は主にフィジカルエフェクトに使用されるとのこと(“No CGI bullshit”!)。
金額は1豪ドルから。10ドルでクレジットに名前が記載、20ドルでHDデジタル・ダウンロード、66ドルで特典映像満載のBlu-ray(リージョン・フリー)、130ドルで13本限定のVHS、420ドルで映画内で殺される役、666ドルでセリフ付きの役が貰えるなど様々な特典アリ。
本誌的目玉はなんといってもELECTIRC WIZARDによる書き下ろし曲含むサウンドトラック!
『ペキンパーVol.5』のインタビューでJusが言っていた「ポルノ映画のサントラを制作中」というのは本作のことだろうか?とりあえず10ドル払ってみようかな・・・。

Instagram: www.instagram.com/greyarea_productions/

Facebook: www.facebook.com/GreyAreaProd/

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[:ja]米ベテラン・ドゥームWitch Mountainがニューアルバム”Witch Mountain”を5月25日にリリース[:]

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97年結成、クラシックやジャズの世界で活躍してきた実力派シンガーKayla Dixon擁するオレゴン州ポートランドのベテラン・ドゥームバンドWitch Mountainが前作“Mobile of Angels”以来4年ぶりのアルバム”Witch Mountain”をリリースするとアナウンス。

Kayla Dixon(Vocals)加入後初のアルバムですね。その実力はライブ、EPですでに実証済み。楽しみです。アルバムはSvart Recordsから発売。

www.facebook.com/witchmountain
http://witchmountain.bandcamp.com

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[:ja]英国ドゥーム・レジェンドORANGE GOBLINが4年ぶりの新作”The Wolf Bites Back”を今夏リリース![:]

英国ドゥーム・レジェンドORANGE GOBLIN(オレンジ・ゴブリン)が 2014年の“Back from the Abyss”以来4年ぶり、9枚目のフル・アルバム“The Wolf Bites Back”を今夏リリースするとアナウンスしました!

プロデューサーにCathedralGhostParadise Lostなどを手がけた Jaime Gomez Arellanoを迎えています。

ヴォーカルのBen Wardは「音楽面でも歌詞面でもかなりダークになっている」とコメント。Can, Captain Beyond, Wishbone Ash, The Stoogesの名前を挙げ、歌詞面については「エイリアン、猟奇殺人鬼からゾンビ、バイカー・ギャング、仏教の僧兵、セイレムの魔女の子孫まですべてを調べた!」と語っています。

発売日やアートワークなどは後日発表。発売元はSpinefarm Records。

http://www.orange-goblin.com/
https://www.facebook.com/orangegoblinofficial/
https://twitter.com/OrangeGoblin1

太陽肛門 SOLAR ANUS

元々は川保天骨が高校時代、九州で始めたプロジェクトであり13年前、川保が上京して以来、一時地下に潜る状態となっていたが、5年前再編成され現在に至る。 (東京で似たような名前のバンドがいくつかあるが、まったく無関係) 当初、完全なる和製ドゥームロックを目指し、平成9年、暗く沈み込むような楽曲で聴く者をアッという間に憂鬱にさせるファーストアルバム『怨』を発表。 日本では人間椅子とカテドラルなどのマニアのみに受けるが、ヨーロッパ、特にドイツとベルギー、ハンガリーでその名を知られた。2カ月に一回のペースで企画ライブ『恍惚万歳!』を続け、平成11年6月、ついにフランスへ中野貴雄監督率いる女相撲とカップリングでツアーを敢行。帰国後すぐにセカンドアルバム『恍惚!』を発表。サイケデリック色を増したこのアルバムはドゥームロックとトランスの懸け橋となるべく、現在、インディーズレコード店で販売中。

“怨” (1997)

1.青頭巾 12:19
2.母恋しや珊瑚礁 05:05
3.畸形 07:16
4.骨肉 07:20
5.生き地獄 05:14
6.傴僂 06:36
7.幻三 01:39
Total:45:29    

Line Up: Tenkotsu Kawaho (Bass, Vocals), Takahiro Seki (Drums, Percussion, Vocals), Wataru Isiko (Guitars, Vocals)

Label: Bonten Records

太陽肛門ファーストアルバムにして、玉門レーベル(現・梵天レコード他)の記念すべき第一弾。初期CATHEDRALと人間椅子とのミックスとでも言うべき正統派和製ドゥームロック。JAシーザーのカバー#2からも明らかなように昭和のフォークやニューロック、歌謡曲、アングラ演劇からの影響も顕著。当時のライブを観た人間に話を聞くと和太鼓の使用や“頭がテレビの獅子舞”が登場するなど実際に演劇的要素も取り入れていたようだ。

“恍惚!!” (1999)

1.電機水母 08:13
2.逃げるな 04:33
3.孕んでドーン 06:39
4.怨敵退散 08:54
5.おんどろげろす 04:47
6.宇宙で死ぬ 16:39
Total:49:45    

Line Up: Tenkotsu Kawaho (Bass, Vocals), Takahiro Seki (Drums, Percussion, Vocals), Wataru Isiko (Guitars, Vocals)

Label: Bonten Records

本誌編集長・川保天骨(Vo, B)率いるドゥーム・ロック・バンドの2ndフル。1stではCATHEDRAL人間椅子をミックスしたような土着的かつ呪術的なドゥーム・ロックだったが、川保氏が変性意識(トリップ)を体験したことによってサイケ、クラウト、トランスが入り混じった怪作に。#2は外道のカバー。16分に及ぶサイケデリック・ドゥーム・トランス#6″宇宙で死ぬ”は本作のハイライト。ちなみに解散はしておらず、本人曰く「やりたいけど時間がない」とのこと。

“あの世通信” (2000)

1.祭りの準備 01:04
2.脳内麻薬 05:08
3.対極 04:15
4.盆暮れ正月 03:05
5.極北! 04:06
6.肉圧力 12:38
7.鬼 03:08
8.転生 08:40
Total:42:04    

Line Up: Tenkotsu Kawaho (Bass, Vocals), Takahiro Seki (Drums, Percussion, Vocals), Wataru Isiko (Guitars, Vocals)

Label: Bonten Records

“Skull Alcoholic:The Complete Solar Anus” (2006)

1.Skull Alcoholic 09:02
2.Blue Hood 12:23
3.Dear Mother Coral 05:08
4.Freaks 07:20
5.Bone Flesh 07:24
6.Living Hell 05:17
7.Genzo 06:37
8.— 01:39
9.Electric Jellyfish 08:13
10.Don’t Run 04:33
11.Conceive Bang! 06:39
Total: 01:14:15     

Disc 2
1.Enemy Disappear 08:54
2.Ondorogerosu 04:47
3.Die in the Space 16:39
4.Preparation of Festival 01:04
5.Asid in My Brain 05:08
6.Polar 04:15
7.Nightfall New Year 03:05
8.The Extreme North 04:06
9.Meat Pressure 12:38
10.Deamon 03:08
11.Reborn 08:40
Total:01:12:24

Line Up: Tenkotsu Kawaho (Bass, Vocals), Takahiro Seki (Drums, Percussion, Vocals), Wataru Isiko (Guitars, Vocals)
Label: tUMULt