ドゥーム/ストーナー×ハードコアパンク!GOD AND ELECTRIC SHEEPSの1stアルバム”Space Cowboy”が発売中

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国内シーンから活きの良いバンドが登場!その名もGOD AND ELECTRIC SHEEPS。2016年結成、去る8月20日に1stアルバム”Space Cowboy”をリリースしたばかり。ドゥームのうねり、ハードロックのエッヂ、ハードコアの突進力を兼ね備えたハイエナジー・ロックンロール。突っ走るファスト・チューンからSABBATHYな長尺曲まで、バラエティに富んだ楽曲が並ぶ。ダメ押しでMC5 – “Kick Out The Jams”の日本語カバーまで収録!

CDは現在、Record Shop BaseRECORD BOYで取り扱い中。取扱店は随時増えていく模様。
Bandcampでデジタル版も販売中。全曲試聴も可能となっています。

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“Space Cowboy” (2019)

バンド名:GOD AND ELECTRIC SHEEPS
タイトル:”Space Cowboy”
価格:1500円(税抜)
発売日:2019年8月20日
トラックリスト:
1.Shout it loud
2.Black breath
3.Nobody lives…But Who do care it?
4.fuck doom
5.Voight-Kampff
6.Are You Satisfied?
7.Space Cowboy
8.Kick Out The Jams

【紹介文】
2016年結成HARD ROCKIN’ HARDCORE/PUNKバンドGod and Electric Sheepsの1st album。
60s/70s HARDROCK、80s HARDCORE PUNK、DOOM/STONERなど様々なジャンル、バンドから影響を受け作り上げられたキャッチーかつ、凝った展開の楽曲をエナジー全開の演奏で最後まで一気に聞かせる強力盤!!全8曲40分収録。

【推薦文】
God and Electric SheepsはTaishi(ヴォーカル)、Shinpei(ギター)、Yutaka(ベース)、Kiyotaka(ドラム)の4人で2016年に結成。
彼らの1stアルバム『SPACE COWBOY』には、彼らが愛する日本のハードコアや70年代のハード・ロックやドゥーム・メタルなどからの様々な影響が絶妙に混ぜ合わされたユニークなサウンドが詰まっている。
音楽性の根本はおおむねハード・ロックだと思われるが、整合感よりも勢い重視で隙間を活かした演奏はパンキッシュで、Taishiの放り投げるようなヴォーカルも明らかにパンク/ハードコア的。
パンクなヴォーカルとラフに疾走するハード・ロックの融合は結果としてNWOBHMっぽくもあり、一方でドゥーミーなリフから一転してハードコアに突っ走る「fuck doom」のような曲があるかと思えば、
アルバム・タイトル曲はBLACK SABBATHっぽい長尺曲だったり。更にMC5「Kick Out The Jams」日本語カヴァー(!)も。
どうも本人たちは自分たちの音楽に対して“ハード・ロック影響下のハードコア”という認識らしいのだが、それだけだったらそもそも『SPACE COWBOY』なんてタイトルは出てこないだろう。
ともあれ昨今のメタルパンクともまた一味違う個性的なサウンドの1枚となっている。
基本的にレコーディング・プロジェクトで、これまでに2回しかライヴをやっていないということだが、このアルバムを聴けばライヴも是非観たい…と思う人は多いのではなかろうか。 (大越よしはる)

米ドゥーム/ハードロック・トリオOGREの5th”Thrice As Strong”が10月にリリース!

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99年結成、アメリカ・メイン州ポートランドのドゥーム/ハードロック/プロトメタル・パワートリオOGREが、2014年の“The Last Neanderthal”以来5年ぶり、 5枚目となるアルバム“Thrice As Strong”を10月にリリースするとアナウンスしました!発売元はCruz Del Sur Music。トラックリストが公開されています。

日本ではLeaf Hound Recordsから2枚のアルバム(“Seven Hells” (2006)、“Plague of the Planet” (2008))をリリースし、Blood Farmersと共に来日したことでお馴染みのバンド。

“Thrice As Strong”について Ross Markonish (guitar)は「80年代メタルからの影響も多少あるよ。IRON MAIDEや、多分DIOからも少し。それからCIRITH UNGOLMANILLA ROADといった当時のアンダーグラウンドなバンド。Rowan (Bishop、プロデューサー)はMERCYFUL FATEも少し入っているって言っていたよ」「以前のアルバムは70年代のPentagramからの影響が大きかったけど、今回はVictor Griffinがいた頃、 ‘Relentless’ 、‘Day Of Reckoning’期の80年代Pentagramのサウンドと精神性もあるね」とコメントしています。

‘Thrice As Strong’ トラックリスト:
1. The Future
2. Hive Mind
3. Big Man
4. Judgment Day
5. Blood of Winter
6. King of the Wood
7. Cyber-Czar

https://www.facebook.com/Rockogre/
https://ogrereal.bandcamp.com/

[:ja]70sハードロックBANGのベスト・アルバム『Best of BANG』が4月20日発売[:]

[:ja]
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BANG

70sアメリカン・ハードロック・トリオBANGのベスト・アルバム『Best of BANG』が4月20日に発売。

BANGは69年に結成。Lee Dorrian(ex-Cathedral/With The Dead/Rise Above Records)をして“Black SabbathよりSabbathらしい”と言わしめた、”アメリカからのBlack Sabbathへの回答”的カルト・バンド。70年代にはCapitol Recordsから3枚のアルバムをリリース。

現在ではプロト・メタル、元祖ドゥームロック・バンドとして(極一部から)高い評価を受けており、2011年にはお蔵入りとなっていた幻の1stアルバム“Death of a Country”がRise Above Relicsからリリース(2016年にSvart Recordsから再発)。

今年2月にはバンドの歴史が綴られた本『The Bang Story: From the Basement to the Bright Lights』も発売されています。

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『The Bang Story: From the Basement to the Bright Lights』

この度発売されるベスト・アルバムにはCapitol時代の楽曲からバンドのメンバーと発売元であるRipple Muisicによって厳選された18曲を収録。Ripple Musicのsoundcloudに収録曲”Keep On”が公開されています。

Black SabbathのヘヴィネスにGrand Funk Railroad辺りを思わせるアメリカンなグルーヴが融合したサウンドは現代の耳で聴いても鳥肌モノ。このベスト・アルバムは彼らに触れてみる良い機会ではないでしょうか。
『Best of BANG』は豪華ゲートフォールド仕様のダブルLP、デジパックCD、デジタル音源でRipple Musicから4月20日に発売。

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『Best of BANG』 (2018)

https://www.facebook.com/Bangtheband/
http://www.ripple-music.com/[:]

「メンフィスの音楽シーンの一部であることを幸福に思っているし、誇りにも思っているよ」ストーナー・ブルース・トリオThe Heavy Eyes インタビュー

2014年3月 聞き手:梵天レコード

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メンフィスのストーナー・ブルース・トリオ、The Heavy Eyesのインタビュー。
聴く者を一撃で酩酊させるFuzzyなリフにタイトなリズム。ヘヴィでありながら、ポップでキャッチーな曲の数々。アナログ(≠ローファイ)な音質も相まって、60~70年代にタイムスリップしたかのようなレトロなブルース・ロックだ。
The Heavy Eyesの面々が答えてくれた。

――時間を取って頂きありがとうございます。最初に、バンドの歴史と現在のラインナップを教えてください。

The Heavy Eyesは元々、4ピースで違う名前で活動していた。彼らのオリジナル・ドラマーの不慮の死とギタリストの脱退の後、共通の友人が俺にWallyとTrippを紹介してくれた。彼らはすでに“Voytek”といくつかの曲を書いていたが、ドラム・パートがまだだった。俺たちはジャムをやって、うまく行った。The Heavy Eyesとしての現在の、そしてオリジナルのラインナップはWally Anderson, Tripp Shumake, Eric Garciaだよ。

――The Heavy Eyesというバンド名の意味、または由来は何ですか?

Trippが何冊かの本、特に『華麗なるギャッツビー』と『ムーン・パレス』を読んで、巨大な目が空からキャラクターたちの行動を見つめている、という暗喩を思いついて、そこから名付けた。彼はそれをとても興味深い文学的コンセプトだと思い、そのことが頭から離れなかった。

それから、バンドは日々の支払いのために働いている中で結成された。学費を払うために働いて、夜勤明けの腫れ上がった眼(tired baggy eyes)をしているのは、俺たちや、ショウに来てくれる友人たちの間では珍しい事じゃなかった。

――The Heavy Eyesを聴いた事が無い読者のために、どんなサウンドか説明していただけますか?

俺たちの音楽はキャッチーで、フックがあって、ヘヴィ、ファズ、ブルース、ストーナー、そしてポップスからインスパイアされている。70’s rock, stoner rock, blues rockからポップスまで、幅広い音楽から影響を受けているよ。

――ミュージシャンとして、どんなバンド/アーティストから影響を受けていますか?

とても多岐に渡っているよ。俺たちみんな、色んなジャンルからインスパイアされているし、多くの音楽をシェアしている。TrippはMuddy WatersからJames Blake, The Strokesまで。俺はAnnihilation Time, Tobacco, Big Business。Wallyは70sロックにのめり込んでいる。俺たちが共通して好きなのは、Black Sabbath, Led Zeppelin, Cream, Rage Against The Machine, The White Stripes, Black Keys…リストはまだまだ続くよ。

――メンフィスの音楽シーンについて説明していただけますか?

音楽的ランドスケープはとてもタフだ。多くの良い演者たちが、メンフィスではわずかにしか支持を得られないが、外ではとてもうまくいっている。メンフィスはプレイするにはツラい街だよ。もしこれを読んでいるツアー中のバンドがいたら、身を以て経験しているだろうね。

歴史的には、メンフィスは他の街よりも多くの歌に登場している。

The Dirty Streets俺たちの古くからの友人で、今昇り調子だ。Jack Oblivian, Lucero, The City Champs, Ex Cult, The Sheiks, それにAmy Lavereは異なった面のメンフィス・サウンドの現在を象徴している。メンフィスの音楽シーンの一部であることを幸福に思っているし、誇りにも思っているよ。

――2013年にAll Them Witchesとのスプリットをリリースしましたね。どのようにして実現したのですか?

爆音と最高のライブからだよ!やつらは最高の連中だ。俺たちはナッシュヴィルで知り合ったんだ。そして、俺はやつらのライブにブッ飛ばされた。俺が今までアンダーグラウンド・シーンで観てきた中で最も素晴らしいStoner/Psyche バンドだ。やつらがビッグなことをやってくれると期待しているよ。

――最新のスタジオ・アルバム“Maera” (※1)について話しましょう。どこでレコーディングしたのですか?レコーディングは 簡単でしたか?それとも、難しかったですか?

難しかったのはトラック・ダウンの為の二日間だけだったね。俺たちはST“The Heavy Eyes”(※2)をレコーディングした時と同じやり方でレコーディングした。セカンド・ギター、ヴォーカル、別のドラム(タンバリン、スティック・クリック等)を除いてすべてライブ・レコーディングした。

Matthew Quallsは俺たちがメンフィスで頼りにしている男で、彼との作業はとても簡単だ。俺たちがやろうとしていることがわかっているし、俺たちの予算と時間の中で、良い仕事をしてくれる。俺たちのライブ体験がレコードで再現されている事を願うよ。

 

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(※1)セカンド・アルバム“Maera” 2012年リリース。
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(※2)ファースト・アルバム”The Heavy Eyes” 2011年リリース。

 

――“Maera”はアートワークが素晴らしいですね。誰の手によるものですか?

Emil Orth。俺たちの古い友人で、とても素晴らしい心の持ち主だ!何でもいいから、彼にコンタクトしてあげてくれ。彼はファンからのメールやイラストを書くことが大好きなんだ。<artofemilorth@yahoo.com>

――バンドが重点を置いているのはメロディ、リズム・・・他にありますか?

その両方だよ。ほとんどの曲を書いているTrippは素晴らしいソングライターだ。
彼の書く曲にはスウィングするリフに、メロディがある。俺たちはグルーヴ、メロディ、そしてリズムが大好きで、そのベストを追及している。君たちの頭を振らせて、何度も再生させるようなフックを書けていたら、僕らは良い仕事をしたってことになるね。

――あなたたちはツアーをよくしますか? ツアーを楽しんでいますか?

十分には出来ていない。ツアーだけで食っていけるほど観客が集まらないしね。だけど、いつかそうなりたいと思っている。今は、休暇の時に小規模なツアーをしているよ。

そうは言っても、いくつかエキサイティングな事もある。今年はSXSWと五月にドイツでプレイするんだ。新しい人たちと出会えるのを楽しみにしているよ。

――最近はどんなバンド/アーティストのアルバムを楽しんでいますか?

俺はBroken Bellsの新作をよく聴いているよ。Queens of The Stone AgeとDaft Punkの新作も素晴らしいね。それから、Elderをしょっちゅう聴いている。彼らは最高だ。

――馬鹿な質問を一つ。The Flying Eyesと間違えられた事はありますか?

知らないなあ。知っておくべき?

――日本のバンドを知っていますか?

個人的な知り合いではないけど、Borisの「Heavy Rocks」は最高だ!

――新しいアルバムやツアーの予定はありますか?

新曲の7インチを出すよ。あと、STのヴィニールを2月の後半に再発する。
新しいアルバムも作っているよ。2014年の夏にリリースする予定だ。

ライブは
Austin, TX – SXSW – 2014年3月
Germany – Freak Valley Fest – 2014年5月

――最後に、日本のファンへメッセージをお願いします。

日本にいくつかマーチャンダイスを送ったよ。もっと送れたらいいな。世界中にファンがいるって知るのが大好きなんだ。これは俺たちにとって本当に大きな成果だよ。

俺たちの音楽を聴き続けてくれ。そして、いつの日か君たちに会えたらいいな。

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