SUMMONED BY GIANTS(US)とのツアーを直前に控えたドゥーム/スラッジ・トリオFLOATERSインタビュー

聞き手:梵天レコード

USシアトルのドゥーム/ストーナー・バンドSUMMONED BY GIANTSとの国内ツアーを直前に控えたドゥーム/スラッジ・トリオFLOATERSに、短めですがインタビューいたしました。2017年にリリースした1stアルバム『Waiting For Amnesty』に続く2ndアルバムも準備中とのことで、ますます目が離せません。

SUMMONED BY GIANTSにもインタビューしましたので、こちらも合わせてお楽しみいただけたら幸いです。
ツアーは4月13日土曜日からスタート。行きましょう!

――前回のインタビューから時間も開いてますので、その間のFloatersの活動を簡単にでいいので教えて頂けますでしょうか。

Mossa Hiro (Bass/Voice)
前回はアルバムリリース直前だから1年数カ月経つけど、その間はライブ、ライブ、ライブ、活動休止、復帰って感じかな。
2018年は本当に色々なバンドさんに呼んで貰ったりで毎週と言って良い位にライブやらせてもらった。
多くの方にアルバムも聴いてもらえたし関東以外にも何箇所か行けたし良い1年だったと思う。
まぁ11月にドラムのJunの病気でライブ活動休止になったけど(笑)。

――ライブ活動休止中はどのようにしてましたか?また今回のツアーまでに復帰出来るかの目処はたっていましたか?

Mossa
スタジオは月に2回位は入ってて新曲書いてたからあまり止まってる感じはなかった。
まぁスタジオ入っても軽く合わせてあとは殆ど話してるみたいな感じだったよ。
病気も良くなるのは分かってたけど、正直言って復帰時期がいつになるかってのは治療が上手く行くかなので何とも言えなかったけど、順調に回復して結果的には予想よりも少し早く復帰出来たから良かったよ。

――SUMMONED BY GIANTSの招集はどのような経緯で決まったのですか?

Mossa
去年の8月末にKaalaのMattから「SeattleのSubstationってライブハウスのオーナーのKenが日本に行くからタイミング合えば会って」と連絡が来たのが始り。
9月にKenが来日して1日空いてる日があって、俺の働いてるThrash Zoneに呑みに来てくれるってなって、El PuenteのオーナーのShiggyさんも呼んで3人で「日本とSeattleで交流出来たら良いね」って色々と話したんだけど、KenがSeattleに戻って暫くしてから「SBGってバンドいるんだけど一緒に日本周れる?」って連絡来てKaalaのメンバーとKenとやり取りして実現に至った。

――今年2ndアルバムのリリースも控えているようですが、どんな感じになりそうですか?

Mossa
基本的にはいつも通りのFLOATERS。ごった煮(笑)。
完成してる曲はね(笑)。
あ、歌詞はちゃんと書いてるよ(笑)。
前回のレコーディングの反省が活きてる!
まだ曲足りないから書かなきゃいけないんだけどさ。
年内には出せるようにってメンバー間では話してる。

――気が早いですが2ndアルバムリリース後の計画とかはありますか?

Mossa
アルバム出して日本各地に行きたいし、出来ればSBGと西海岸ツアーもしたいな。
去年一緒に演ったニューオリンズのCHOKEとも南部で演れたら最高だね。
まぁ先ずは今回のツアーを成功させてからだけどね(笑)。

――最後にツアーで行く各地の皆さんに一言お願いします。

Mossa
FLOATERSとしては今の編成で初めて行く街だったり、過去に行った事があっても違うライブハウスだったりで
各地のオーガナイザーさん対バンの皆さんに感謝します。
本当に皆さんの協力がなければ実現しませんでした。ありがとうございます!!

SBGと共に全力で愉しみますので皆さんも遊びに来て音と酒に酔って愉しんで貰えたらと思います。
よろしくお願いします!!

https://floatersjapan.bandcamp.com/
https://facebook.com/floaters.japan/
https://twitter.com/TxJun666

Summoned By Giants & FLOATERS JAPAN TOUR —GEMINATE OUTLAWS TOUR—

4/13(土)場所:中野MOONSTEP
Summoned by Giants
Floaters
Lifeblood
Worship Pain
Crash Syndrom
Bafomet
Mortify
Harappa

前売/当日 2,500/3,000円 + 1drink
学生(要学生証提示) 2,000円 + 1drink

4/14(日)場所:渋谷 Ruby Room
FLOATARS
Summoned By Giants(Seattle)
Khola Cosmica
ZOTHIQUE
穴虎69
Her Vomit is Modern…
Black Creek Drive
DJ ロベルト吉野

¥2000+1D
OP 1530/ST 1600

4/17(水)場所:岡山pepperland
SUMMONED BY GIANTS
FLOATERS
THE BOME STONE
TILL EWING
HOLY PISS
dios del mal

OPEN19:30 START20:00
¥2000+ drink charge¥500

4.18(木) 場所:アメリカ村 HOKAGE
Summoned By Giants (Seattle)
FLOATERS (Yokohama)
GARADAMA
The Probes

OPEN/START:19:00/19:30
前売/当日2,000yen/2,500yen (+1drink)

4/19(金) 場所:名古屋 HUCK FINN
Summoned By Giants(USA)
Floaters(西横浜)
nibs
Dethfast
Wet Bream

open/start 18:20/18:40
前売/当日¥2000+1d¥500

4/20(土)場所:長野 VENUE
Summoned By Giants (Seattle)
Floaters (東京)
GATE (栃木)
GODS OF GRIND
YxAxD
INVICTUS
DJ 平林兄弟 (ROW-GUN & Te2o)

¥2,000
OPEN 17:30 / START 18:00

4/21(日)場所:西横浜 EL PUENTE
KANDARIVAS
SERINGAI
TARING
FLOATERS
SUMMONED BY GIANTS
VERITAS CONC.75
DISASTER
SLAMMING AVOID NUTS
FUCK ON THE BEACH

[open] 15:00- [start] 15:30-
[adv] 2000yen [door] 2500yen

 

「そんな感じでFloatersはとにかくクソ野郎です!」1stアルバムをリリースしたドゥーム/スラッジ・トリオFLOATERSインタビュー!

USシアトルのドゥーム/ストーナー・バンドSUMMONED BY GIANTS来日直前インタビュー!

聞き手:梵天レコード

日本のドゥーム/スラッジ・トリオFLOATERSとの日本ツアーが控えているUSワシントン州シアトルのSUMMONED BY GIANTSインタビュー。

2015年に結成。ブラックメタル、パンクロックなど様々なジャンルの影響を受けたドゥーム/ストーナー・バンドで、これまでElderConanWitch Mountainなど国際的に知られたバンドと共演し、この度、初のジャパン・ツアーを行います。
今年1月に2ndアルバム『Azimuth』をリリース。Neighborhood of Ballardで録音されたサウンドは重いグルーブからブレイクダウン、ギターソロなど彼等の懐の深さが伺えます。同アルバムのマスタリングを手掛けたのは、NIRVANASOUNDGARDEN、最近ではHIGH ON FIREWINDHANDの作品のプロデュース等でも知られるJack Endino。

ジャパン・ツアーは4月13日土曜日からスタートです。

――時間を取っていただきありがとうございます。まず最初にSUMMONED BY GIANTSの歴史を教えてください。

活動を開始したのは2014年の後半。JordoとPatrickがやっていたEntmootというツイン・ベースのプロジェクトが自然消滅して、SeanはPouchというバンドでギターをプレイしていたんだけど、ドラムをやりたいと思っていた。その時、僕らは3ピースだった。その後、Seanがギターに戻りたがった。スネアで拳を傷め続けていたからね。いつもショウの後はそこら中血まみれになっていたよ。僕たちはLion Pincherという他のプロジェクトにいたMelを加入させて、Lion Pincherの曲をSBGでやるようになった。

――バンド名の意味、由来を教えてください。

Jordoが「指輪物語」の大ファンでね。木々が戯れている(編注:エントのことかな?)のと関連がある。僕らみんなその名前が気に入っているよ。

――今年1月にアルバム『Azimuth』をリリースされましたね。アルバムはどこでレコーディングしたのですか?レコーディング・プロセスはどのようなものでしたか?

2018年の5月にシアトルにあるSoundhouse Studioでレコーディングを始めた。エンジニアを務めてくれたのは僕らの友人でもあるMikel Perkins。レコーディングとミックスに5日ほど掛かった。初日に全曲を5、6テイク録って、細かな手直しと編集をした。丸2日掛けてミックスと、Jack Endinoのアレイ・アンプを使ってオーヴァーダブをした。そのうちのひとつはKurt Cobain(NIRVANA)が使っていたかもしれないものだよ。僕らの作業が終わった後に、Mikelが数週間掛けてミックスを仕上げた。彼はとても時間を掛けてパーフェクトに仕上げたがっていた。その後、同じスタジオでマスタリングをして、1月21日、皆既月食の夜にリリースした。

――SBGはドゥーム/ストーナーと形容、カテゴライズされていますが、アルバムを聴くととてもバラエティ豊かな音楽性ですよね。ご自分ではどう思っていますか?

人に僕らのサウンドをひとつのジャンル、カテゴリーで説明するのは難しい。というか、基本的には不可能だよ。僕らはメタル・バンドだけど、グルーヴィな曲もある。パンク、ブルースの曲もあるし、デザートロック風の曲もある。ツアーでプレイしている最近の曲は間違いなくドゥームだよ。Jordoはエピックなストーナー・リフを切り札に隠し持っているしね。メンバー全員作曲をするし、みんなの膨大な音楽性を楽しんでいるよ。それに僕ら皆、異なる地域の出身なんだ。Jordoはボストン、Seanはミシガン、MelはワシントンDCで、Patrickはシアトルの出身だ。SBGにはメンバーの育った地域の影響が間違いなく反映されている。僕らはワンパターンになったり、特定の作曲方法に縛られてしまいたくないんだ。そうすれば決して退屈しない。僕らがバンドとは何かを常に見直していくことができれば、望む方向へ進むことができるんだ。

――Floatersとの日本ツアーが控えていますが、彼らのことは知っていますか?また知っている日本のバンドはいますか?

Kaalaというサイトを運営している友人のMattが、レコーディングが終わったら短いツアーをやってみないかって尋ねてきた。彼がFloatersと僕らをつないだんだ。その後、彼らのサウンドを聴いてみたら、ツアーの相手として完璧なマッチングだと思った。僕ら皆、彼らの曲を気に入っているし、一緒にプレイできることにエキサイトしているよ。

アメリカで生まれ育った者として、勿論Borisは大好きだ。それからSIGHETERNAL ELYSIUMNOCTURNAL BLOODLUSTも好きだね。今回のツアーで共演するバンド達からサプライズを受けることを願っているよ。

――SBGのライブはどのようなものですか?

ラウド、ブ厚いリフ。ノイジーでカオティックでに思えるかもしれないけど、その後すぐに止まる。僕らの音楽は感情の大きな起伏を通過して、君たちの目の前に届く。Seanのギター・サウンドは絶えず変化し、あらゆる異なった形へと姿を変える。Patrickは最近動きが激しいから終わる頃にはバーの裏側でプレイしているかもね。僕らは永遠に続けていられるような、ビッグなアウトロが好きなんだ。

――日本で楽しみにしていることはありますか?

アメリカを離れるのはいい気晴らしになるよ。人類史上最も愚かな時代を迎えた国から離れて、気分を一新する。飛び出して今までとは違った人生を歩んでみることこそ、僕らに必要としていることだ。一緒にプレイし始めた頃からツアーに出ることを夢見ていたんだ。僕らがここで愛していることを日本で行うというアイディアに圧倒されているよ。僕ら皆、ギター・ストアへ行って、アメリカでは手に入らない新しいペダルをたくさん試してみたいんだ。SeanとMelは日本人の家族がいるから、彼らは家族に会えることを喜んでいるよ。

Patrickは任●堂で働いていたんだけど、面倒なヤツだったからクビになっちゃってね。きっと本社に凸りたいんじゃないかな。彼は超オタクで、格闘ゲームがホットな場所へ行って地元の人たちに挑戦したがっているよ。

――最後に、日本のファンへメッセージをお願いします。

君たちの前でプレイできる機会を与えてくれてありがとう。一生懸命にプレイするから、来てくれたら失望はさせないよ。君たちも全力でぶつかってきてくれ。そうすれば僕らのシアトルにいる友達全員に日本でプレイする必要があるって知らせられるからね。

https://www.facebook.com/SummonedbyGiants
https://summonedbygiants.bandcamp.com/

Summoned By Giants & FLOATERS JAPAN TOUR —GEMINATE OUTLAWS TOUR—

4/13(土)場所:中野MOONSTEP
Summoned by Giants
Floaters
Lifeblood
Worship Pain
Crash Syndrom
Bafomet
Mortify
Harappa

前売/当日 2,500/3,000円 + 1drink
学生(要学生証提示) 2,000円 + 1drink

4/14(日)場所:渋谷 Ruby Room
FLOATARS
Summoned By Giants(Seattle)
Khola Cosmica
ZOTHIQUE
穴虎69
Her Vomit is Modern…
Black Creek Drive
DJ ロベルト吉野

¥2000+1D
OP 1530/ST 1600

4/17(水)場所:岡山pepperland
SUMMONED BY GIANTS
FLOATERS
THE BOME STONE
TILL EWING
HOLY PISS
dios del mal

OPEN19:30 START20:00
¥2000+ drink charge¥500

4.18(木) 場所:アメリカ村 HOKAGE
Summoned By Giants (Seattle)
FLOATERS (Yokohama)
GARADAMA
The Probes

OPEN/START:19:00/19:30
前売/当日2,000yen/2,500yen (+1drink)

4/19(金) 場所:名古屋 HUCK FINN
Summoned By Giants(USA)
Floaters(西横浜)
nibs
Dethfast
Wet Bream

open/start 18:20/18:40
前売/当日¥2000+1d¥500

4/20(土)場所:長野 VENUE
Summoned By Giants (Seattle)
Floaters (東京)
GATE (栃木)
GODS OF GRIND
YxAxD
INVICTUS
DJ 平林兄弟 (ROW-GUN & Te2o)

¥2,000
OPEN 17:30 / START 18:00

4/21(日)場所:西横浜 EL PUENTE
KANDARIVAS
SERINGAI
TARING
FLOATERS
SUMMONED BY GIANTS
VERITAS CONC.75
DISASTER
SLAMMING AVOID NUTS
FUCK ON THE BEACH

[open] 15:00- [start] 15:30-
[adv] 2000yen [door] 2500yen

USドゥーム・マスターSAINT VITUSが9th『Saint Vitus』を5月17日リリース。新曲が公開中

USドゥーム・マスターSAINT VITUSが、『Lillie: F-65』(2012)以来7年ぶりの新作にして二度目のセルフ・タイトル作『Saint Vitus』を5月17日にリリースするとアナウンスしました。発売元はSeasons Mist。

ここにきて二度目のセルフタイトルを掲げるのは、オリジナル・シンガーScott Reagersが2015年に復帰したことと大いに関係があるでしょう。Scottがアルバムに参加するのは『Die Healing』(1995)以来。またベーシストとして新たにDOWN、元CROWBARのPat Brudersも参加。

レーベル直販サイトで予約受付中。
https://shop.season-of-mist.com/list/saint-vitus-saint-vitus

アルバムから新曲“12 Years In The Tomb”がyoutubeで公開されています。

トラックリスト:
1. Remains
2. A Prelude to…
3. Bloodshed
4. 12 Years In The Tomb
5. Wormhole
6. Hour Glass
7. City Park
8. Last Breath
9. Useless

http://www.saintvitusband.com/
https://twitter.com/saintvitusband
https://www.facebook.com/saintvitusofficial

英国のサイケデリック・ドゥームMammoth Weed Wizard Bastardの3rd“Yn Ol I Annwn”が2019年3月に発売。

今年Slomaticsとのスプリット12インチをリリースした英国・ウェールズのサイケデリック・ドゥーム5人組Mammoth Weed Wizard Bastardの3年ぶりのアルバム“Yn Ol I Annwn”を2019年3月1日にリリース。発売元はNew Heavy Sounds。アルバムのティーザー動画が公開されています。

“Yn Ol I Annwn”は2015年の1st“Noeth Ac Anoeth”、2017年の2nd“Y Proffwyd Dwyll”に続くトリロジー三作目。アルバム・タイトルをウェールズ語で統一している彼らですが、今回のタイトルは「アンヌンへの帰還」の意。アンヌンはウェールズ神話の理想郷とも黄泉の世界とも言われる異界のこと。アーサー王物語のアヴァロンと同一視されることもあるそうです。※wikipediaより

 

“Yn Ol I Annwn”(2019)

トラックリスト:
1. Tralfamadore
2. The Spaceships Of Ezekiel
3. Fata Morgana
4. Du Bist Jetzt Nicht In Der Zukunft
5. Yn Ol I Annwn
6. Katyusha
7. The Majestic Clockwork
8. Five Days In The Abyss

https://facebook.com/mammothweedwizardbastard/
https://twitter.com/WizardBastard
https://mammothweedwizardbastard.bandcamp.com/
http://www.newheavysounds.com/
https://newheavysounds.bandcamp.com/

 

RELATED POST:

https://peckinpah.jp/2018/07/31/review-music-mammoth-weed-wizard-bastard/

カナダのコズミックドゥーム・トリオSONS OF OTISのライブ盤LPが300枚限定で11/15にリリース

1992年結成、カナダが誇るベテラン・コズミックドゥーム・トリオSONS OF OTISの2011年オランダでのライブ音源を収録した『Live In Den Bosch』が300枚限定で11月15日にリリース。発売元はフランスのTotem Cat Records。予約受付中。

SONS OF OTISは現在、2012年にリリースした6thアルバム『Seismic』以来となる新作を制作中。

『Live In Den Bosch』(2018)

トラックリスト :
01.I’m Gone
02.Bad Man
03.Lost Soul
04.Haters
05.Cosmic Jam
06.Far From Fine

https://www.facebook.com/sonsofotis/
https://www.facebook.com/totemcatrecords/
http://totemcatrecords.bigcartel.com/
https://totemcatrecords.bandcamp.com/