2009年に結成されたロシア・サンクトペテルブルグの5人組による2015年発表の6thフル。 ドゥーム、ストーナーからサイケ、ファンク、プログレ、ジャズ、スペースロックと縦横無尽にジャンルをミックスさせたサウンド。 本作は28分に及ぶ’Curse of The Ninth’と21分の’The Siege’という大曲2曲のみ収録。 これだけ聞くとそれなりの精神状態で臨むことが求められるかのようだが決してそんなことはなく、 多彩なアレンジ、複雑な曲展開の中にハイトーンVoのキャッチーな歌メロ、ドゥーム/ストーナー由来の絶妙なウネリがミックスされていて非常に聴きやすく、ストレス無く全編聴き通せる。 King Crimson、Pink Floyd、The Mars Volta等のファンにもお勧めしたい。