[:ja]
2014年4月 聞き手:梵天レコード
今回はポートランドのストーナー・ロック・トリオSons of Hunsのインタビュー。
ポートランドといえば、Red FangやYobなど、刺激的なバンドを多数輩出している街だ。
そこから新たに登場したSons of Huns。前述のバンド達のように、どこかひねくれた、一筋縄ではいかないサウンド。それがポートランド“らしさ”なのかもしれない。
ドラムのRyan Northropが答えてくれた。
――初めに、時間を取って頂きありがとうございます。そして、「ペキンパー」にようこそ!
Sons of Hunsの歴史を教えて頂けますか?
Ryan Northrop(以下、RN)
勿論。俺たちは2009年の秋頃、別のバンドで活動していた。
Peter(guitar)はShoki(bass)とバンドを組んでいた。そこではShokiはドラムをプレイしていて、俺はShokiがベースを弾くバンドでドラムをプレイしていた。
PeterとShokiのバンドの最後のショウを観に行って、俺はPeterのプレイに惚れこんで、彼にロック・バンドを組まないかって言った。
俺たちはアメリカ北西部のガレージ・バンド、The Sonicsが大好きで、彼らのような曲を書こうとしていたら、それがSons of Hunsになった。
俺たちは7インチEPと、アルバムをリリースしているよ。
――Sons of Hunsの現在のラインナップを教えてください。
RN
Shoki Tanabe (bass)
Ryan Northrop (drums)
Peter Hughes (guitar)。
――Sons of Hunsを聴いた事が無い読者のために、どんなサウンドか説明していただけますか?
RN
俺たちはアメリカ、オレゴン州ポートランドのロックンロール・バンドだ。俺たちはFuzzを愛しているよ。
――Sons of Hunsというバンド名の意味、または由来は何ですか?
RN
バンド名を考えるのは難しい。それに、俺たちは韻を踏みたかったんだ。
フン族はブルータルな民族だし、俺たちのサウンドをとてもよく表していると思うよ。
――ミュージシャンとして、どんなアーティスト/バンドから影響を受けましたか?
RN
良い事に、俺たちみんな同じようなバンドから影響を受けているんだ。Black Sabbath, The Sonics, The Monks, Motorhead……etc。
――アルバムのリリースおめでとうございます。Easy Rider Recordsからのリリースですが、どのようにして実現したのですか?
RN
インターネットで、新進気鋭の素晴らしいストーナー・ロック・レーベルがあると知ったんだ。俺たちはちょうどアルバムのレコーディングしたところだった。俺たちはどうしても良いレーベルからリリースしたかったから、Easy Rider Recordsのオーナー、Daniel Hallに音源とメールを送ったら、彼が興味を示してくれたんだ。後はご存知の通りだよ。
――“Banishment Ritual”(※1)はヴィニールでリリースされましたが、あなたたちはヴィニールのファンですか?
RN
俺たちはヴィニールの大ファンだよ。音も良いし、俺たちのファンは俺たち以上だろう。形のある、スペシャルなものを手にするんだから。
――アルバムのアートワークはトリッピー、スペーシーで素晴らしいですね。誰の手によるものですか?
RN
俺たちの友人、Adam Burkeだ。素晴らしいアーティストだよ。アルバム全てのアートワークを手掛けている。“Leaving Your Body 7″”(※2)も彼の手によるものだ。
――“Super kanpai rainbow”という曲について聞きたいのですが、“kanpai”とは日本語の乾杯のことですか?
RN
そうだよ。ベーシストのShokiが日本語を話せるし、面白い名前だと思ってね。
――あなたはSFの大ファンのように思えますが、特定の映画やTVショウから影響を受けていますか?
RN
俺たちみんなSFが大好きだ。レイ・ブラッドベリやアイザック・アシモフ、H.P.ラブクラフトなどを読んで育ったんだ。
――ポートランドの音楽シーンについて教えて頂けますか?
RN
ポートランドには音楽好きのための何かがあるよ。大きな街ではないけど、大きな街に負けないくらいアートを排出しているし、影響力を持っている。
長いことポップスやインディー・ロックの街として知られていたけど、もっとヘヴィな音楽……Red FangやDanava、Lord Dyingといったバンドのおかげで、ポートランドはヘヴィな音楽を愛する街として認知され始めているね。
――最近はどんなバンド、アーティストのアルバムを楽しんでいますか? 読者におススメがあったら教えてください。
RN
Windhand, Klevertak, Christian Mistress, Danava, Lord Dying, Billions and Billionsなどを良く聴いているよ。
――Sons of HunsはRed Fang, Danavaといったクールなバンドと一緒にプレイした事がありますね。やってみてどうでしたか?
RN
期待通りの素晴らしさだったよ! 素晴らしいバンドと一緒にプレイ出来る事を幸運に思っているよ。
――ライブやツアーでの面白いエピソードはありますか?
RN
俺たちのライブを観に来れば、踊って楽しむことが出来るよ。でなけりゃ、Peterのギターが君に大目玉を喰らわすだろう。
――最後に、日本のファンへメッセージをお願いします。
RN
日本のクルー、タカコ、シンジ、シンペイ、ユウスケ、ヒデアキに感謝を伝えたいよ!
日本のファンみんなに感謝している。君たちに会って、一緒に楽しめる日が来るのを楽しみにしているよ!
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2014年4月 聞き手:梵天レコード
今回はポートランドのストーナー・ロック・トリオSons of Hunsのインタビュー。
ポートランドといえば、Red FangやYobなど、刺激的なバンドを多数輩出している街だ。
そこから新たに登場したSons of Huns。前述のバンド達のように、どこかひねくれた、一筋縄ではいかないサウンド。それがポートランド“らしさ”なのかもしれない。
ドラムのRyan Northropが答えてくれた。
――初めに、時間を取って頂きありがとうございます。そして、「ペキンパー」にようこそ!
Sons of Hunsの歴史を教えて頂けますか?
Ryan Northrop(以下、RN)
勿論。俺たちは2009年の秋頃、別のバンドで活動していた。
Peter(guitar)はShoki(bass)とバンドを組んでいた。そこではShokiはドラムをプレイしていて、俺はShokiがベースを弾くバンドでドラムをプレイしていた。
PeterとShokiのバンドの最後のショウを観に行って、俺はPeterのプレイに惚れこんで、彼にロック・バンドを組まないかって言った。
俺たちはアメリカ北西部のガレージ・バンド、The Sonicsが大好きで、彼らのような曲を書こうとしていたら、それがSons of Hunsになった。
俺たちは7インチEPと、アルバムをリリースしているよ。
――Sons of Hunsの現在のラインナップを教えてください。
RN
Shoki Tanabe (bass)
Ryan Northrop (drums)
Peter Hughes (guitar)。
――Sons of Hunsを聴いた事が無い読者のために、どんなサウンドか説明していただけますか?
RN
俺たちはアメリカ、オレゴン州ポートランドのロックンロール・バンドだ。俺たちはFuzzを愛しているよ。
――Sons of Hunsというバンド名の意味、または由来は何ですか?
RN
バンド名を考えるのは難しい。それに、俺たちは韻を踏みたかったんだ。
フン族はブルータルな民族だし、俺たちのサウンドをとてもよく表していると思うよ。
――ミュージシャンとして、どんなアーティスト/バンドから影響を受けましたか?
RN
良い事に、俺たちみんな同じようなバンドから影響を受けているんだ。Black Sabbath, The Sonics, The Monks, Motorhead……etc。
――アルバムのリリースおめでとうございます。Easy Rider Recordsからのリリースですが、どのようにして実現したのですか?
RN
インターネットで、新進気鋭の素晴らしいストーナー・ロック・レーベルがあると知ったんだ。俺たちはちょうどアルバムのレコーディングしたところだった。俺たちはどうしても良いレーベルからリリースしたかったから、Easy Rider Recordsのオーナー、Daniel Hallに音源とメールを送ったら、彼が興味を示してくれたんだ。後はご存知の通りだよ。
――“Banishment Ritual”(※1)はヴィニールでリリースされましたが、あなたたちはヴィニールのファンですか?
RN
俺たちはヴィニールの大ファンだよ。音も良いし、俺たちのファンは俺たち以上だろう。形のある、スペシャルなものを手にするんだから。
――アルバムのアートワークはトリッピー、スペーシーで素晴らしいですね。誰の手によるものですか?
RN
俺たちの友人、Adam Burkeだ。素晴らしいアーティストだよ。アルバム全てのアートワークを手掛けている。“Leaving Your Body 7″”(※2)も彼の手によるものだ。
――“Super kanpai rainbow”という曲について聞きたいのですが、“kanpai”とは日本語の乾杯のことですか?
RN
そうだよ。ベーシストのShokiが日本語を話せるし、面白い名前だと思ってね。
――あなたはSFの大ファンのように思えますが、特定の映画やTVショウから影響を受けていますか?
RN
俺たちみんなSFが大好きだ。レイ・ブラッドベリやアイザック・アシモフ、H.P.ラブクラフトなどを読んで育ったんだ。
――ポートランドの音楽シーンについて教えて頂けますか?
RN
ポートランドには音楽好きのための何かがあるよ。大きな街ではないけど、大きな街に負けないくらいアートを排出しているし、影響力を持っている。
長いことポップスやインディー・ロックの街として知られていたけど、もっとヘヴィな音楽……Red FangやDanava、Lord Dyingといったバンドのおかげで、ポートランドはヘヴィな音楽を愛する街として認知され始めているね。
――最近はどんなバンド、アーティストのアルバムを楽しんでいますか? 読者におススメがあったら教えてください。
RN
Windhand, Klevertak, Christian Mistress, Danava, Lord Dying, Billions and Billionsなどを良く聴いているよ。
――Sons of HunsはRed Fang, Danavaといったクールなバンドと一緒にプレイした事がありますね。やってみてどうでしたか?
RN
期待通りの素晴らしさだったよ! 素晴らしいバンドと一緒にプレイ出来る事を幸運に思っているよ。
――ライブやツアーでの面白いエピソードはありますか?
RN
俺たちのライブを観に来れば、踊って楽しむことが出来るよ。でなけりゃ、Peterのギターが君に大目玉を喰らわすだろう。
――最後に、日本のファンへメッセージをお願いします。
RN
日本のクルー、タカコ、シンジ、シンペイ、ユウスケ、ヒデアキに感謝を伝えたいよ!
日本のファンみんなに感謝している。君たちに会って、一緒に楽しめる日が来るのを楽しみにしているよ!
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