アンダーグラウンド・メタルの精神史を総覧するディスクガイド『ヴィンテージ・アンド・イーヴル』が12/26に発売

アンダーグラウンド・メタルの精神史を総覧するディスクガイド本『Vintage and Evil ヴィンテージ・アンド・イーヴル』が12月26日(水)に発売。

アンダーグラウンド・メタルシーンの音楽史と精神史を総覧することを目的とし、60年代後半から現代までマニア達に語り継がれる“ヴィンテージ”かつ“イーヴル(邪悪)”な音源を年代順に定番商品から再発モノ、カルトアイテムまで約800枚紹介。

 

商品詳細:
タイトル:『Vintage and Evil ヴィンテージ・アンド・イーヴル』
監修・著者:杉本憲史
執筆ライター:別府“veppy”伸朗(音楽ライター)、濱島浩輝(Outbreak Riot)、Yu(Witchslaught)、Minachin(Witchslaught)、加藤隆雅(梵天レコード)
本体価格:2,000円+税
発売日:2018年12月26日(水)
発売元:株式会社星雲社
発行:オルタナパブリッシング
ISBN:978-4-434-25495-6

直販:https://gyokumon.com/trance/product/vintage-and-evil/
Amazon:http://amzn.asia/d/eYwEur0

――これは、アンダーグラウンド・メタルの精神史である。

現代のメタルシーンでは、レコードの再発ブームや多くのバンドのオールドスクール・スタイルへの回帰により「ヴィンテージ・リバイバル」が叫ばれて久しいが、アンダーグラウンドではそんなこと今に始まったことじゃあない。今も昔もマニア達はレコード盤買い漁り、アナログ音質に感涙し、ライヴハウスで飲み、騒ぎ、愛するバンドや名盤の魅力を語り合って夜を明かす。本書は、そんな地下メタルシーンの音楽史と精神史を総覧することを目的とし、ハードロック黎明期から現代までマニア達に語り継がれる“Vintage”かつ“Evil”な音源を年代順に定番商品から再発モノ、カルトアイテムまで約800枚紹介する。

■「ヴィンテージ」とは
アナログ盤の真に迫るようでいて心安らぐような音質、ローファイな録音環境で収録された低出力な音量、一発録りに近いレコーディングでなされた生々しい臨場感。

■「邪悪」とは
歌詞や音楽のコンセプト上で悪魔や魔術、一般的な社会通念上美徳とされていることに対しての不徳をモチーフとしていること、(あくまでリスナーの主観によるが)音自体が魔術性を帯びていること。

■60年代後半~70年代(サイケ、ガレージ、ハードロック)
■80年代前半(NWOBHM、パワー・メタル、スピード・メタル、ハードコア・パンク)
■80年代後半(スラッシュ・メタル、デス/ブラック・メタル・オリジネイター、メロディック・パワー・メタル、メタル・クラスト)
■90年代(ドゥーム・メタル、オールドスクール・デス/ブラック・メタル、ブラッケンド・スラッシュ・メタル)
■00年代~(NWOTHM、メタル・パンク、ヴィンテージ・ハードロック、スラッシュ・メタル・リヴァイヴァル、再発音源)